【飲酒編】賢く飲酒して睡眠の質をあげる

前回に引き続き、今回も睡眠がテーマです!

『書籍・SLEEP/第14章』から【快眠をもたらす最高の飲酒法】です。ついに、アルコールが登場です。第14章は、『第9章・夜の生活を充実させる』に続いて成人向けの章題といえます。一歩間違えばアルコールの飲み方次第で睡眠の質を落としかねません。正しい飲酒法を学んで睡眠の質を維持・向上させましょう!

深酒は睡眠の邪魔をする

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Photo by Julia Nastogadka on Unsplash

お酒が好きな人なら時間を問わず飲める機会があれば、いつでもどこでも摂取したいですよね。筆者もお酒が大好きで、特に好みのシチュエーションがあります。それが、居酒屋で飲むジョッキハイボール。これは格別であり賜物です。一方で、食べることと飲むことの二択質問がくれば、間違いなく前者派なのですが・・・。

社会がコロナにハックされ、人と出会うこと事態が禁止されたような空気感に嫌気をさし、一人酒を煽る人は増えたのではないでしょうか。仲間同士の活動時間が減り、孤独感に深酒という悪循環に慣れた結果、夜の睡眠まで取り乱してしまいます。

なぜ、深酒が睡眠の質を低下させるのか理由を説明します。睡眠の本質を理解した方なら今に始まった話ではないですが、睡眠は脳の休息に欠かせません。人間は活動中、五感情報を脳内で処理し、のちに行動で出力します。つまり、活動中の脳は休まずフルで稼働しているのが現実です。学習情報、発言内容、体験などの記憶を睡眠中に整理します。ベッドで寝ている時間はその日の記憶の整理に使われます。しかし、アルコールが滞在すれば睡眠サイクルであるレム睡眠を阻害します。レム睡眠が阻害されることで正常な睡眠サイクルが得られず記憶の整理もされない翌朝を迎え、隣で寝ている人物の存在に驚愕するのです。二日酔いの人がよく発言する「記憶にない」という状態がまさに正常な睡眠サイクルを失った結果です。

お酒を飲むと寝付きが早くなるメリットがある一方で、睡眠サイクルが荒れ狂うデメリットがあります。寝つきを早くする方法は、別で考えて正常な睡眠サイクルで休息が取れる方向性へ切り替えることをオススメします。

つまり、深酒は快眠を得られず、です。

睡眠の質を下げない飲酒法

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Photo by Wil Stewart on Unsplash

喉元を流れる冷えた黒ビールはたまらなく美味しい。グラスに注いで色と艶と動きを見ながら喉に流し込めば自身の細胞に染み渡る感覚が忘れられません。愉快な気分にさせるアルコールですが、睡眠を邪魔しない正しい飲み方があります。好きな時間帯に好きな量だけ流し込んではいませんか。それでは大変なことになります。睡眠の質をこれ以上、低下させない飲酒法で対策を取りましょう。

もっとも大切なことは、アルコールを体内に残して眠らないことです。つまり、入眠数時間前には飲酒をしないことが先決です。そうすれば睡眠中に起こる記憶の整理は着実に行われます。寝ている時間から逆算して2~3時間前に飲酒を切り上げて睡眠準備に取り掛かることが重要。それでも飲みたくなる方は、飲酒量と同量の水を飲むことで血中アルコール濃度を下げて入眠前の排尿を促しましょう。睡眠中の中途覚醒を防ぎ、一度寝始めたら起床まで起きないことで快眠を得られます。また、日頃飲んでいるアルコール度数の数値が小さいものに変更することも一案です。種類の変更に二の足を踏むなら350ml缶一本に限定するなど量からメスを入れます。

体内にアルコールが残っていては快眠は得られません。翌日の体調が芳しくない原因は深酒に関係します。ベッド脇にストロング缶があるのは確信犯も同然ですので注意です。寝室のサイドテーブルには、水かカフェインレスのストレートティーハーブティーに切り替えてアルコールを排除し、眠りを妨げる要素とおさらばです。

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最後に

いつでもどこでも飲酒したい気持ちは筆者もそうです。友達と飲みの計画をしたり、不意に飲みたくなる瞬間があったりと。しかし、本章では、深酒の危険性を警告するものでした。アルコールがレム睡眠を阻害し、記憶の整理を妨げる原因となること。眠る時間をスケジュール管理することで自ずと飲酒時間も逆算され無計画な乱酒は避けられます。深夜帯に飲みたくなる気持ちを堪えず飲酒するのか、それとも睡眠の価値を認識し忠実に守る意識に傾くかで翌朝の体調は真逆です。

賢く飲酒することで、学習内容、体験、言葉など物事が長期記憶として保管される恩恵に預かることができます。夜寝ることを考えれば休日の太陽が出ている日中に飲酒する変容性があっても面白いのではないでしょうか。

参考書籍