人生成功へ眠りの鉄則

「昨夜は、よく眠れましたか?」

筆者は昨夜23:40就寝の6:00前起床でした。

眠りの価値を見出してからというもの就寝時間が後ろへ遅れることがあっても起床時間にブレがない筆者。

しかし、深夜1時の就寝はさすがに日中、あくびを頻発してしまう

そこで眠り学習に目覚めた筆者が、早寝早起きの基本のキを皆さんにお伝えします。

今回は、睡眠スケジュールが人生を左右すると題してお届け!

就寝時間よりも起床時間の固定

結論、睡眠は就寝時間よりも起床時間がポイントだ。

眠りの世界ではスケジュールがものをいう。

「何時に眠ろうか」よりも「何時に起きたいか」に重点を置いて睡眠スケジュールを立て日中の活動計画を練ろう。

人はだいたい14〜16時間ほど覚醒が続けば自然と眠くなり睡眠モードを発動して床へつく。

これがサーカディアンリズムのもとで暮らす私たち人類の体内システムだ。

起きてから集中力が続くのが十数時間というのは適切な睡眠が取れている前提の話。

だからこそ睡眠が大事で、スケジュール管理が欠かせない。

睡眠不足の状態が続いた人の意見はまともに飲み込まない方が懸命だというのは筆者なりの持論。

学生も社会人も過半数が午前中から午後にかけて活動的な時間を過ごす。

学校や仕事に向かう時間を逆算し起床時間を決めるが、ギリギリまで寝たい人や準備に時間をかける人や朝ごはんを食べない人など朝の事情はさまざまである。

シートベルトと同じで睡眠は前(起床時間)を固定化することで、午前中の時間を有効活用できる。

だから朝は無理にでも体を起こすことが賢明。

起床時間が決まれば、次は眠る時間

「結局眠る時間も決めるのか!」と矛盾っぽいがここも大切。

ある程度の就寝時間を決めるに越したことはない

筆者は通常の睡眠時間が6時間ほどで、0:00~6:00がデフォルトだ。

日本人の平均睡眠時間としては短い6時間睡眠ではあるが、それに慣れたせいか日中眠くなることはない。

今では後ろも前も固定し「夜は眠る、朝は起きる」のメリハリを組んでいる。

明確に0時に眠るという意識はなく、意識していることとしたら「0時までには布団に入っておこう」というくらいで大したことではない。

しかし、もっとも肝心なのは「6時起床」の起きる時間のほう

これだけは誰にも譲れない価値観で、そもそも今の時期だと6時は既に外が明るく日が登ってくる時間帯。

起きたての日光浴に興奮する変な気質が早起きにつながっている可能性も否めない。

「とにかく朝は大事にしたい」タイプで、瞑想・歯磨き・洗顔・朝食のルーティンをサボらずに達成できると1日の満足度を高くスタートできる。

こんな満足度の高い朝を迎えるためにも起床時間のみならず就寝時間も決めた睡眠パターンの導入で表裏一体の覚醒と睡眠を成功させる。

昼寝のポイント

  1. 仮眠は10~15分まで
  2. 突っ伏した状態か横向きの状態で眠る
  3. 仮眠前にカフェイン摂取

どれだけ適切な睡眠が取れていても昼になると自然とあくびが出て眠くなることがある。

生理現象で仕方がなく解決しようのない必須現象とサラッと流していい。

しかし、中には眠りたい人もいるだろう。

そんな人へ朗報だ。

昼に少し眠ることは返って午後の生産性が向上するメリットがある

そこで上述の「仮眠ポイント」を押さえておきたい。

①仮眠時間は10~15分が目安

ここは仮眠において最大の注意点。

特に時間が大切で、短いことが絶対条件。

なぜなら、長時間になってしまうと睡眠自体がノンレム睡眠の深い状態になり、起きるときに疲れたり、しんどかったりする

短時間に抑えることでレム睡眠を維持することが鉄則。

②眠る姿勢

夜眠っている姿勢と同じようにベッドで横になって眠ってしまうと、これもまた起きづらい。

椅子に座って机に突っ伏する状態やソファに体を預ける体勢、また、もたれて目を閉じるだけがいい。

本気の眠りではない仮眠では、ひと工夫が起床後の生産性を決める。

今や仮眠専用のまくらも登場している!

③カフェイン摂取

カフェインが効き始めるのに要する時間は約30分。

カフェインを摂取して眠り、起きてから10分後にはカフェインの効果を感じられる。

ランチ後の仮眠前コーヒーで午後の生産性を上げる。

最後に

眠ることへの価値を見出せば、これまでにない睡眠の質を取ることができる。

日中のフル稼働から解放された夜は、時のみならず私たち人間も静かに過ごして眠る習慣が大切。

適切に眠れた体は翌日、万全の状態を作り出し本来の元気を取り戻す。

起床時間、就寝時間、そして仮眠を押さえた睡眠スケジュールが人生の成功にものをいうことが理解できる。

人生の満足度を感じたり、楽しかったり、弾んだ気持ちを表現したりと感情を表に出すときは、基本的に起きている時間でしかない。

眠っている時間は夢の世界でのみ感情を出すが、それも夢でしかない。

いかに起きている時間を最高のものにするかは睡眠で決まる。

最高の睡眠で、最高の覚醒を迎えよう。