これで朝がスッキリ起きられる画期的な目覚まし設定法

「昨夜は、よく眠れましたか?」

筆者は、午前0時過ぎに就寝し午前5時55分のアラーム設定時刻の15分前に起床した。

なので睡眠時間は6時間に満たないくらいですか。

社会的に6時間の睡眠時間では短時間とされるものの筆者はいたって健康。

どうやら早起きと布団からスムーズに離脱することが習慣化しており、うつ状態を否定できます。

昨日と変わって天候が安定し、青空と太陽が顔を出している幸福感を感じる今日。

本日は、「正しい目覚ましの設定方法」について伝授する。

光とともに目を覚まし闇にまぎれ眠る

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「寝るからにはぐっすり眠ってスッキリ起きたい」

誰もが掲げるスローガンだが何をどうすれば実現させられるのかわからない。

ポイントは、どう起きているか

人間が地球のサーカディアンリズムに同調できるのは「光」があるおかげ。

人間は光とともに目を覚まし闇にまぎれ眠る。

サーカディアンリズムに則して朝に日光とともに目を覚まし光を浴びることが大切

正常なホルモン分泌がなされていれば明け方からコルチゾールの分泌が始まり、肉体は起きる準備を開始する。

かように人間が地球の明暗や温度の宿命に適応できる以上、それらを利用して心身を整えるには覚醒と睡眠の関係性の均衡を保ちたい。

どちらかが突出したり、また埋没してもよくない。

朝起きて活動し、夜眠るというデフォルト生活に反して暮らしていると、日中の疲れや眠気、ストレス過多やネガティブ発言といったマイナス面が日中を支配する可能性が秘める。

つまり、覚醒と睡眠はセットとして考えていく必要がある。

光のない世界で人間はどうなるか

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朝起きても暗闇が続いていれば発狂するだろう。

朝と夜の判断がつかず時間感覚も狂うはずだ。

地球のリズムに影響を受けず生物固有の体内時計でのみ生きる状態を「フリーラン」と言うそうだが、人間は光なしではとても生活ができない。

「明日から1年間日本は真っ暗です」

なんてことが起きたら日本人はどうなるのか。

街灯が消え満点の星空が広がって見上げる空は燦々ときらびやかだが人間の心はそうもいかないだろう。

まともな生活を送ることができ発狂せずに済んでいるのは光のおかげと言える。

夜ぐっすり眠る方法

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睡眠と覚醒が対極とはいえ両者を切り離すことはできないことは言及した。

つまり、ぐっすり眠る方法を知るには覚醒が良いヒントとなる。

どんな覚醒を迎えるか、どんな覚醒時間を持つかが夜の眠りに関係してくる。

朝の目覚ましに機転を利かせる

午前7時に起きる場合のアラーム設定法

仮に7時に起きる場合を想定しよう。

その場合、設定時刻は「6時40分」「7時」になる。

しかし、1つ目のアラームには注意点がある。

それが「ごく微音で、短く」セットすること。

なぜなら、小さい物音でもレム睡眠なら起きるからだ。

レム睡眠時は覚醒しやすく微かな音でも目が覚める

さらにもう一つ微音にする意味がある。

それはノンレム睡眠時の覚醒を避けるためでもある。

人間は生理的に5時〜7時の段階でレムが増えるが、もしノンレム睡眠の時に目が冴えてしまうとスッキリと起きられない。

朝方であれば、レム睡眠の時間は長くなっているし、20分前後で「ノンレム→レム」の切り替えがされている。

最初のアラームで起きられなくても次のアラームでレム睡眠の状態で目を覚ますことができる。

スタンフォード式 最高の睡眠ではアラームの設定時刻のアプローチがあるなど睡眠のプロがさまざまな角度から睡眠を享受してくれる。

だからこそ2つの時間でアラームを設定することが必要と言える。

重い体を起こしてでも朝起きることが夜の熟睡につながる。

昼寝の目覚まし設定

昼寝のアラーム設定

昼寝も実は仮眠程度の短い時間ですると良い。

しかし、レム睡眠からノンレム睡眠へ移行してしまう長時間による昼寝は厳禁だ。

それでは気持ちよく目覚められず返って午後の生産性が落ち、夜も満足に眠れない。

そこで仮眠前にしたい取り組みがスマホアラームの設定だ。

時間は10分とかなり短い。

しかし、昼寝の10分を侮ってはいけない。

たった10分でも横になって眠り、アラーム通りに起きればスッキリできる。

昼寝の最大注意点

姿勢よりも時間を極めて注意しなければならない。

過剰に眠ってしまうと元も子もない。

だからアラームがなったら必ず体を起こすことを忘れてはいけない!

最後に

サーカディアンリズムに即して体内の状態を作り上げる人間の本質を垣間見ると自分自身が自分の体を労る必要性に駆られる。

知っているのと知らないのとでは日中の起きている時間帯の生活レベルには個人差がつきものだと理解できる。

交通事故や災害が発生する原因に人災が絡んでいたケースが多々ある。

交通事故は法令にあるように社会で織り込み済みの事実である以上、ハンドルを握らない人も警戒して交差点や道路を横断したい。

ドライバーの中には睡眠不足の人もいて「事故を起こしかねない」方も当然いる。

高齢者による自動車事故の報道を見るが、睡眠不足が原因の交通事故も少なくない。

筆者もバイクを運転するドライバーである以上、睡眠の質が高い眠りを通じて的確な判断と操作のもとハンドルを握りたい。

人生を失敗させないためには「睡眠」と「覚醒」の二重負債を抱えないことだ。