こんにちは!
猛暑が連続して日本各地を襲い、そして体から水分を奪い体温を上げる状況の中でスポーツに励む方々の体調が心配な筆者です。
私が小学生時代の十数年前は外で遊ぶことが普通で当時マイブームだったサッカーに明け暮れていました。
夏休みには朝からサッカーボールを自転車の前かごに入れて、クラブチームに赴いていましたがここまで炎天下の中でボールを蹴っていた記憶がありません。
ここ数年で本当に異常気象がやってきたんだなと確信に変わりました。
当時は両親にも外で遊んでこいという指示があったので、屋内にいるよりは屋外で活動的に過ごすことが多かったです。
小学生は友達同士だと移動範囲がそれほど広域ではないので自然と学校周辺に集まることが多々でした。
その中で出来ることを探し、それに熱中するくらいでした。
今の小学生が何に夢中になり、どんな生活をしているのかさっぱりです。
知識レベルではそこまで高くはないと思うので、両親からの貴重で優しいアプローチとアドバイスで夏を乗り切って欲しいです。
ところで、改めてこの酷暑の下でスポーツをする方には細心の注意を徹底してもらいたいです。
水分補給はもちろんのこと、日光に長時間当たらないことが本当に大切だと感じます。
日陰に避難しても温風だったりと、体が十分に冷えないので保冷剤や氷を常備することが大事です。
ちなみに私の避暑地は商業施設内です。
本題へと参ります、書籍紹介です
あらすじ
異文化を文字上で体験・理解し「自文化」を再確認することが出来る。宗教・民族・言語・生活様式と異なることは【自然レベルから象徴レベル】にまで及ぶことに気づける一冊。
感想
異文化を体験する前にこの一冊を読んでみることをオススメします。
なぜなら不意に異文化を目にしたり経験することがある日本の昨今においてそれに「偏見の眼差し」「偏向を持つ」など間違ったアプローチを無意識にしてしまうことがあるからです。
それに常に異文化理解を念頭に置きながら世界を見つめていかないと、世界の動きから取り残され、結局、発展や繁栄も望めなくなることもまた確かだと思います。
著者のこの文に共感を示したい。異文化をめぐる衝突や困難の解決は難しい。言語だけでは世界を学ぶことにはならず、本質的な習得に遅れを取るのは必至。いかにスピーディーに早い段階の教育現場で異文化理解学習を用意されるかが喫緊の課題となるでしょう。
異文化体験
私の経験上、高校2年時に「グアム」にて初めて盛大に異文化体験をした。
当時は全く話せるレベルではなく単語のみを吐き出して意思疎通を図った。
今思うと異文化体験をしているという実感がなく、自文化中心主義のみのスタンスで「チャモロ文化」を経験した。
断片的にしか覚えていないので詳しく述べることは出来ないがグループごとに分かれて催し物を披露した。
和服を着た学生がお茶を淹れる姿を現地高校生に紹介したことは鮮明に覚えている。
特に長期記憶として残る映像は彼らの私たち日本人がした催しに対する賞賛の気持ちが全面に出ていたことだった。
私たちの高校の代表生徒が話した拙い英語による感謝の気持ちに対してもこれ以上ない大拍手があったことは忘れもしない。
本当に彼らは異文化理解を示していたのだなと感じる。
全く知らない学校から来る日本人学生をもてなす心構えと対応には今更ながら感謝しかない。
彼らの催しもまた素晴らしい物で「チャモロダンスを一緒にする」ことだった。
心と体で異文化を私たちに披露する姿にはこれが密接レベルで行う異文化理解なのだと改めて思います。
そして最後には彼らが日本語で歌を披露したことには本当に感動しましたし、これ以上ない自文化と異文化を体験、確認することが出来ました。
やはり旅をする場所ごとでその独自の文化に出会い、体験することは非常に大切である。
異文化偏見
実際に私がやってしまった偏見は「匂い」です。
これは2人組みのフランス人の方と会った時にこれまで嗅ぎ取ったことがない匂いを感じ取りました。
そして勝手に「レッテル貼り」をしてしまったことです。
つまり私の中で「外の世界」と偏見を持ち「別物」だとし、受け付けない態度を示してしまったことです。
これは私の反省するべき点であり世界の異文化には未知のものがあることをこの目で耳で鼻で感じ取り、理解を示し学ぶ姿勢が必要だと気づくことができました。
余裕を持って異文化に身を投じる準備をこの本が教えてくれました。
こんな人にオススメ
「ステレオタイプな人間である」「異文化理解を文字で学びたい」「自文化が何かわからない」「文化って何!?」などあります。
しかし全ての人が読むべき新書です。
【人対人の世界で成長したいと考える人にはぜひオススメします】
紹介する理由
それは訪日観光客が年々増えていること、日本に住む外国人がいること 。
共生していくことが求められている中で「キリスト教」「イスラーム教」「仏教」「神道」と日本にもあらゆる信仰を持った人々がいるはずです。
この本にも書いてありましたが日本の教育界で「宗教」を学ぶ機会が非常に少ないです。いやむしろ無いといっても過言ではない。
神社やお寺に行く習慣があってもそれを「宗教」という観点で行かない。「お祭り気分」「観光気分」で行くことが最もだから。
「英語」を学ぶ機会が小学校で増えているが、それと同時進行的に「異文化理解」も始めるべきだと思う。
グローバル人材を育てたいと考えるならもっとグローバルに感性を高めながらすべての観点に目を向けられる教育を用意することを始めるべきだと感じた。
購入をお考えの方へ
自分の思いをつらつらと書いて参りましたが皆さんはどのように感じたでしょうか?
ぜひ、コメントにて皆さんの思いをお聞かせください。
よろしくお願いします。
では