阪神タイガースが負けない試合が先週の甲子園球場で開催された広島戦以来、勝ちか引き分けが続いてます。
最終盤に入り全員野球を余儀なくされる首位ヤクルトとタイガース、ここへきて阪神は先発投手から継投、打線の粘りといった総力戦を講じて負けられない試合を落とさずに最後の1戦まで走り抜けてきた。
残すは10月26日(火)阪神甲子園球場で中日戦1試合になり、最終戦もこれまでと同様に総力で全員野球で甲子園球場に詰めかけるタイガースファンの声援を力に白星を勝ち取ってほしい。
今回は「昨日の広島戦の振り返り」と「火曜日のスタメン予想」+αになります。
佐藤輝明選手の豪快ホームラン
第1打席から1死で得点圏に走者を置いて打席がまわってきた。
対する広島の投手は最多勝に割って入りたい九里投手。左打者の内角にカットボールや真っ直ぐ、真ん中から外角へ広く落とすチェンジアップと多彩に投げ分け、打者を翻弄する。
高低と球速差で打者を惑わす投球術だが、この日は佐藤輝選手が一枚上手の打撃を披露する右翼席中段への先制3ラン本塁打を放った。
打った瞬間にそれとわかる本塁打で、大事な試合で、本人も欲しいホームランを第1打席で出したことはチームに弾みをつけるものとなった。
最終打席でも得点に絡むライト前の安打で複数安打の活躍となり明日の最終戦に向けて、そしてクライマックスシリーズにも大きな流れをつくる試合となった。
広島戦同様のスタメンか従来に戻すのか
1番打者がどうなるか見どころとして挙げたい。
近本選手か島田選手のどちらかがスタメンで1番打者として出場する予測を立てている。
どちらもスタメン出場のケースとなればロハス選手か佐藤輝選手のどちらかがベンチスタートとなる可能性が高い。
しかし、三塁手を佐藤輝選手で使うケースも想定できるだけに外野手、三塁手の配置次第でスタメンが決まるだろう。
また、中日ドラゴンズの先発投手の右腕、左腕でもスタメンに入れ替えが生じることもあり、どの選手がスタメンになるかかなり注目される。
最新情報を検索すると、中日は小笠原投手の先発が濃厚となっており、規定投球回到達をかけてマウンドに上がる可能性が高い。
阪神では、ガンケル投手が先発登板した試合の中で顕著な防御率を上げているのが中日戦で、3試合登板して0.46、投球回19.2、自責点1という好成績のデータがある。
これらはスポーツナビのガンケル投手の対チーム別成績の一覧から探し当てたもので、中日キラーと言え、火曜日の試合に最適な先発投手として大きな存在だし10勝目もかかっている。
両投手ともに個人的な成績の部分でも登板が目されるのでないか。
さて、両軍の先発投手を予想したところで阪神タイガースの先発野手と打順もあわせて予想する。
1番中堅 近本
2番遊撃 中野
3番一塁 マルテ
4番三塁 大山
5番二塁 糸原
6番左翼 ロハス
7番右翼 佐藤輝
8番捕手 坂本
9番投手 ガンケル
このオーダーで今季最終戦を迎えるのでないか。勝てば逆転Vの可能性はグッと高まる。
この試合では条件付きのチケットの再発売がされており、アルプススタンド分4000枚が発売済みだ。
今季最多の観客動員数が予想される阪神甲子園球場の最終戦で何とかタイガースが勝つことを願っている。
勝って逆転Vを起こしてほしい!