阪神タイガースを診る

バッテリーが連敗を止める

西勇輝と梅野隆太郎の相性

西勇輝の画像

昨日、阪神VS中日の一戦に先発投手の任務を果たした西勇輝は今季2勝目を挙げた。

初回から得点圏に走者を背負うピンチを招いたが西勇輝の投球術でアルモンテを見逃し三振に抑えた。

あの場面でInukaiは今後の西勇輝の登板にさらなる期待を寄せている。

豪速球とまではいかない直球とはいえ、打者の懐を突く攻めや外角低めギリギリに決まる球質が一級品なのは間違いない。

さらに西勇輝の実力を引き出す女房役の梅野隆太郎との好相性は3試合登板したどの試合も感じるものがあった。

この日は投球術に加え打撃術の可能性も魅せた。

得点圏に走者を背負う打席で二点タイムリーヒットを放ったのだ。

投打に活躍するべく選手なのか西勇輝にはセ・リーグが性に合うのだろう。

マウンドで打席で絶やさない笑顔の数々には惚れ惚れする瞬間が多々ある。

彼の満面の笑顔は少年少女野球に励む小さな将来の野球選手に必ずや届いているであろう。

西勇輝の投球で精神的支柱として成長を期待する梅野隆太郎の捕手力が伸ばされることが次代の阪神タイガースを形成していくと想像する。

平成の終わりに加入した西勇輝の存在は阪神タイガースを変革させるスパイスとなって強いチームを生み出す令和の時代へ進み出す。

彼の縦縞に袖を通している姿を一度は甲子園球場で拝見する機会を作らねばならない。

盤石の中継ぎ投手「ピー・ジェー」

ピアース・ジョンソンの写真

阪神タイガースファンには、勝利の方程式としてお馴染みとなったピー・ジェーことピアース・ジョンソン投手の存在はどでかい印象を与えている。

球種関係なく制球力が安定しておりカーブで言うと変化量の多さと速度で打者を翻弄している。

マテオの穴を埋めるかのように「守護神の前は俺で」と言わんばかりのピッチングが続いている。

相手のクリンナップに真っ向勝負で挑み三振を奪い取る姿も定着した。

なかなか彼の球を捉え切ることは容易ではなく打者カウント有利に運ばないと出塁も厳しいと読んでいる。

打者が生き残る高確率は「読み打ち」「早打ち」のどちらかで決め打ちの方向性がピー・ジェーを負かす策なのではないか。

球種を絞りきらず打席に入ると凡打の山を刻むだけとなって打率を下げる。

それくらいピー・ジェーの球筋には目を見張るものを感じるのだが、ただ未だ登板回数がごく僅かと考慮すると過大評価と言われるのも事実。

しかし総合的に今までの投球を拝見して出来る評価は「好」をつけたい。

ピー・ジェーの顔はどこかマートンに似ていると思うのは気のせいだろうか。

ピー・ジェーがマートンよりなのかマートンがピー・ジェーよりなのか。。。

解決しようのないことを逡巡するのはやめるのが賢明か。

4番大山の継続に終末がないことを祈る

数字だけを見ると4番の活躍と言えるには程遠い。

しかし矢野阪神の拘り、大山が秘める潜在力を熟慮しているのか。

退陣させる潮時が来るのか、それとも勢力を伸ばして来ないのか。

やはり個人的には2番大山を観たい。

inuwanhime.hatenablog.com

開幕スタメン予想から2ヶ月が経過し、今考える理想スタメン像は

1. 近本 or 江越 センター

2. 大山 サード

3. 糸井 ライト

4. 福留 レフト

5. 中谷 ファースト

6. 糸原 or 上本 セカンド

7. 梅野 キャッチャー

8. 木浪 ショート

9. 投手

1番は脚力の持ち主で口火を切る打者

2番は犠牲になるよりも広角に巧打を魅せる打者

3番は一発があり守備陣が守備範囲を拡大させる強打者

4番は一発or三振で決断力があり開き直れる精神力を兼ね備えた打者

5番は4番の勢いに乗ることができフルスイングが出来る打者

6番は単打重視で選球眼がある打者

7番は一発の魅力がある打者

8番は投手に球数を投げさせる打者

 

明日の火曜日からのヤクルト戦で4番大山が何本ホームランを放つのかが楽しみ。

最低でも3試合で2本はあると怖い存在に扱われるだろう。

むしろ全打席ホームランを狙うだけでも良いはずだ。

走者を背負う背負わない関係なしにホームランを狙い撃ちするべきだろう。

ここぞという場面で一発を求められるのが4番の役割。

野次をも打ち消す砲撃を客席に打ち込んでほしい!

かっ飛ばせー大山!いけるぞー大山!

勝っても負けても選手を鼓舞したい

どれだけ連勝しようが連敗しようが阪神ファンをやめないし選手を鼓舞し続ける。

勝てば選手もファンも嬉しい、負ければ選手もファンも悔しい。

野次ではなく鼓舞が念頭に来るように応援し続けたい。

試合観戦は感動の山で興奮が止まない。

テレビ観戦では味わうことができない球場の匂いや色彩に、ファンの熱気が凄まじい。

これらの規模の巨大さを踏まえると試合に勝てば心地よい疲労感だが負けた時の疲労度や失望感はゾッと感じる。

それが観戦の醍醐味だ。

ここで「鼓舞」を忘れないようにする。

 

明日も勝つばい!

では