♦大阪本社訪問記録
本日14:00に予約していた某新聞社大手の企業説明会へ足を運んだ。
京阪電鉄「樟葉駅」から「北浜駅」までは特急で約30分だったが予定よりも20分程早く到着したので、駅周辺のコンビニで軽食を購入しイートインコーナーで時間を潰していた。
受付時間5分前の13:40にコンビニを立ち退き大阪本社へ出向いた。
到着数十㍍手前で就活生らしきスーツ姿の女性2,3名が会社前で佇んでいた。
片や私服姿は背負うリュックを右手に持ち替え玄関口へ向かう。
受付では、予約用紙を手渡し、男性が参加者の名前と顔を確認しながらチェック用紙にボールペンでチェックを入れる。
その通路を右に折れたデスクで本紙朝刊と冊子を受け取りホールに入る。
半円状に並べられた椅子の角2に座り、今朝熟読した朝刊を再度見つめる。
続けて冊子に目を映しながら就活生の動向を注視して発見を探すが特段気に留めるものはなかった。
♦若手・中堅社員の柔和な笑顔
男性若手社員と女性中堅社員のお二人から貴重なお話をお聞きでき大変有意義な時間を過ごせた。
率直に感じたことは、お二方ともに非常に弁が立つというもの。
就活生からの容赦ない質問群に対して、前向きで勤勉に真正面から理路整然と物事を仰っている姿にとても感銘を受けた。
企業説明会という形式を度外視して可処分時間における自己実現の目標などをお聞きしたい心情にまでなった。
目の奥が輝きに満ちるほどに、自身の仕事に誇りと甲斐があるのだと述べていなくともお二人の回答にそれらが乗っかるような口振りだった。
情報インフラの最前線で消費者にホットで価値ある情報を届ける報道機関です。と面前で感じ取った。
やはり、自信を持ちながら仕事や物事に邁進する方からインプットを受けると人生の価値がさらにレベルアップされるのを再確認できる。
メディアの意義や情報伝達を五感で咀嚼しながら記事として成立させ消費者の1日を作り上げる。
朝刊と夕刊には、情報以上に思いが詰まった一種作品とも言えるかもしれない。
♦紙媒体派
質疑応答が佳境を迎える中で、「電子版」の話になった。
ペーパーレスと言われる時代の中で、無論、「紙媒体派」の札をあげる。
しかし、貴社として紙媒体の減少をあげていた。
時代に逆行しているのか?と不安にもなったが電子版一択にはなれない。
それは「紙」と「スマホ画面」では天と地ほどの差を感じる。
そもそも日米貿易戦争が世界的に経済の足枷となる中でスマホ市場が縮小を迎えている現代で今後もスマホビジネスが継続されるのか不明だ。
ただ5Gを考慮するとスマホ市場は持ち直すのかもしれない...
実際、電子版は利用するのだが「無料会員」にとどまっている。
なかなか「有料会員」の一員になるには懐と会議が不可欠だ。
一つ忘れていた質問を思い出した。
「電子版で、無料会員を有料会員へ移行させるにはどんな手段を講じるか」
これを完全に緊張とともに吹っ飛んでいってしまった。
とは言いつつも本日の企業説明会参加は好結果を回収できて何よりだった。
新聞の力を今後も拝借し自己発展と成長、さらに多様性に価値と尊重を提示できる人間力の構築に一役買ってもらおうと思う。