クライマックスシリーズは梅野の正捕手奪取に期待したい

阪神タイガースが最終戦で敗れて、かつヤクルトが勝利し今季の優勝チームが決まってしまった昨夜は動揺を隠せなかった。

悔しすぎて試合途中から野球中継を見ること止めてナイトランに出掛けた。足取りも重くて感情が燃焼しきった感もあってタイガースの勝敗で意欲が支配されていることを反省しないといけない。

しかし、終わってしまったことでクライマックスシリーズへ気持ちを切り替えて、阪神甲子園球場で開催されるクライマックスシリーズ第1ステージの巨人戦へシフトチェンジする。

どうすればジャイアンツ相手に主導権を握り、連勝街道を進んで行くことができるのか今日のブログ内容にして、じっくり考えたい

青柳、ガンケル、高橋を先発軸に

両軍ともに先発投手の力量が試合を操作する可能性が高く、寒い甲子園球場で体力も奪われることを踏まえると、9回まで省エネで戦い抜きたい。

打ち合いよりも互いの先発投手が中盤まで締まった試合展開をつくり、継投へ回すことを考えると、タイガースは走者を出すたびに自慢の「走力」で相手バッテリーをかき乱すことが必要だ。

大城か小林のどちらかが捕手として出場することが予想でき、打撃込みなら大城が出場濃厚だ。

クライマックスシリーズまでに馴染み深い1、2番の近本と中野を固定させる準備が整うのか、それとも島田が先頭打者へ再度組まれるのか気がかりになる。

先発投手としてリストアップしたのは青柳、ガンケル、高橋を候補として挙げた。

右投手2人はともにボールを動かして凡打を積めることができ、巨人打線に大きい当たりを少なくさせる目的がある。

左腕最強の高橋は的を絞らせない投球術で打者のタイミングを外し、三振の山を築くことが期待される。

連勝すれば誰か一人の登板は無く先手必勝でもある短期決戦では相性の良い、状態の良い投手を頭にぶつける。

そうすると高橋が巨人戦第1試合で登板することが考えられるのではないか。

点差が1点と拮抗しても7回を投げきればタイガースは盤石の守護神が2枚おり、勝ち確の空気感が球場を包んでくれる。

そこまで戦略と攻めの姿勢でホームのアドバンテージを感じながら戦ってほしい。

4番大山の復帰

やはり今季の4番打者は大山のはず。

ジャイアンツ戦では忘れられないサヨナラホームランを放った大山が先陣を切る姿をファンはみたいし、甲子園で「4番サード大山」のコールを音楽とともに聞きたいに決まっている。

マルテも4番に座ってから打ち気味に気持ちが変わりつつあり、シーズン中盤までの選球眼が下降している。

希望する打順はどうしても3番マルテで4番大山がしっくりきて仕方がない。

短期決戦だけにどういう打順を組んで巨人を攻略するのか予期しづらいが、阪神ファンに「クライマックスシリーズに誰を4番打者に置きたいか」と質問すれば「大山」と回答する人が過半以上になるのではないか。

是が非でも大山を当初計画の4番打者に配置し、甲子園球場のレフトスタンドへ豪快なホームランを放り込んでもらいたい。

捕手は梅野か坂本か

梅野を戻す案を掲げたい。

シーズン最終盤に入り坂本がスタン捕手で出場する機会が増えた。躍動している姿が目に浮かぶ試合が複数あり正捕手の座を奪っている感があったが、短期決戦では1点が物を言う勝負でもある。

左右へ打ち分ける梅野の打力が打線の奮起には欠かせない要素で、走力も兼ね備えている捕手である。

精神的支柱な立場で戦況を180度の視点で眺めてきたし、試合終盤はベンチから別角度で試合の状況や情報を収集してきたはずだ。

新しい血を入れる意味でも捕手を再度入れ替えて梅野が投手や野手の連携を図り、ベンチの指揮官の意図を組み入れて試合を支配する姿でタイガース自体を活気づけることが待たれる。