カロテノイドの一種「リコピン」をトマトジュースから摂取して全身健康体をつくる

2024年から「健康増進」を目的として【日々の食生活を改善】するべく、朝食時に取り入れたトマトジュースの健康効果をインターネットに掲載された複数の科学的データをもとに読者の皆さんとシェアしたいと思います!

トマトジュースにした理由は「不意に飲みたくなったのがトマトジュースだった」という簡単なものです。

リコピンとGABAが豊富なトマトジュースを摂取して健康アップ

トマトの栄養素のリコピンとはカロテノイドの一種で、カロテン類に属する

トマトからカロテノイドの一種「リコピン」を摂取

リコピンの前に「カロテノイド」という健康用語を知ろう。

厚生労働省のe-ヘルスネットによるとカロテノイドとは動植物に広く存在する黄色または赤色の色素のことを言う。大きくカロテン類キサントフィル類に分類され、強い抗酸化作用を持つ。

そしてリコピンはカロテン類に属し、またカロテノイドの一種であるβ-カロテンも同属。

一方で、キサントフィル類の代表的なものは「ルテイン」や「アスタキサンチン」がある。

カロテノイドの特性と活性酸素について

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活性酸素の働きを抑え、取り除く作用がある。活性酸素とは私たちが呼吸している大気中の酸素よりも活性化された酸素およびその関連分子の総称で、不安定で色々な物質と反応しやすい性質がある。仮に体内で活性酸素が過剰に発生すると人間の体にはどのような変化が生じるのか。

つまりは、体内で酸化が起きていることを意味する。酸化ストレスによりさまざまな病気を引き起こす要因となるゆえに抗酸化作用の強い食品や飲料を摂取して酸化を防止する抗酸化防御機構を維持したい。

活性酸素を消去すればいいわけでもなくて過剰な産生を防ぐことに専念したい。

リコピンの健康効果とは

UnsplashZac Durantが撮影した写真

  • 【美容効果】
    • 活性酸素の働きを抑える作用
    • 紫外線による肌のダメージを防ぐ効果
  • 【健康増進】
    • 老廃物を除去
  • 【生活習慣予防】

どれを見ても良いこと尽くしです。飲まない手はないしアルコールを一度中断して肝臓を休ませてトマトジュースに変えても面白い!

カロテノイドのさまざまな科学的見解

UnsplashAnnie Sprattが撮影した写真

【調査データ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1983/50/1/50_1_21/_pdf/-char/ja

被験者:健康な女子大生64名

被験内容:1日2本のニンジンジュース、トマトジュース、対照としてリンゴジュースの飲用区に分け、各々1日2缶、6日間の摂取を行った。

トマトジュースの連続摂取により、リコピン濃度の有意な上昇とともに、含有量の少ないβ‐カロテン濃度も上昇傾向を示した

 

【調査データ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/62/6/62_263/_pdf/-char/ja

壮年期の研究内容を抜粋:細胞のがん化の促進を、リコピンやβ-カロテン、カプサイシンといったカロテノイドが抑制することを明らかにした。

 

【調査データ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscrp/40/1/40_KJ00003255964/_pdf/-char/ja

一部抜粋:発がん剤を与えたラットにリコピンまたは、トマトジュースを与えることで、リコピン群では発がんを抑制する傾向を示したのに対して、トマトジュース群では大腸がんの発生が有意に減少した。また、肝臓がんや膀胱がんについても同様な試験を行い、発がん抑制作用の傾向が認められている。疫学調査においても、トマトの摂取頻度の多いヒトは、消化系ガンや前立腺ガンになる危険率が低いことが明確になっている。これは、トマトにはリコピンやβ-カロテンなどのカロテノイドが含有され、それらを中心に、その他の抗酸化物質(ビタミンC、ケルセチンなど)が作用していると考えられる。

北米化した食生活を改善し、健康寿命を延ばす

UnsplashBrooke Larkが撮影した写真

無塩トマトジュース摂取から本日で16日目となった。

2週間を超えるとトマトジュース摂取が無意識になり冷蔵庫からトマトジュースを取り出すようになるし、毎朝飲まないと始まらない感覚となっている。つまりはこれが習慣化と言われるものなんだ。

食道に流し込む液体は「お茶」「浄水」「コーヒー」「トマトジュース」「牛乳」「アルコール」の順に量を示すが、リアルにトマトジュースの摂取に熱が入っている!

摂取したトマトジュースのメーカーは「伊藤園」「日本デルモンテ」の2種類。

飲料による健康効果もそうだが食生活から改善を図り、バランスの取れた献立を作成し、精神と肉体を形成していこう。

飲食物・運動・睡眠の3軸を掛け合わせて壮年期から老年期にかけて後悔のない人生を送る。

健康的・習慣的に暮らすためにエクセルを用いて経済的で社会的な生活を送れる献立の作成に取り掛かりたい!

論文や研究データを具に読んでいくと、イタリア国内ではトマトの消費量が日本の約10倍と書いてあった。トマトという観点から各国の生産量と消費量に健康という指標を照らし合わせることができると知った。

トマトジュースが誰に向いているか

健康効果の観点から誰がトマトジュースを摂取するといいのか。下記のリストに該当する人やトマトが苦手な人も摂取できそうだ。なぜならトマト独特の粒感や果肉感がないし、また皮も感じられない。トマトの酸味もそこまで感じないし、むしろ甘さが帯びている印象さえある。

  • ストレス過多の生活を送っている
  • 紫外線を浴びる時間が長い
  • 老廃物が体内に溜まっている
  • 血液が高く、高血圧である
  • 悪玉コレステロールが高い

上記に属する人は特にトマトジュースの摂取が望ましい。1日180mlから始めるとハードルが低いためすぐに始められる。しかしトマト加工品の価格が上がっているようで家計負担が増すことが懸念される。

ごくまれにスーパーのチラシ内にトマトジュースの特売情報が掲載されており必見だ。