プロ野球も佳境を迎えセパともに残試合数が10前後ということもあり、今回のテーマは「私が阪神タイガースにハマる10の理由」に決定!
なぜ阪神タイガースなのか、いつファンになったのか、またどの選手が注目なのかなど掘り下げてハマる理由を述べていくのでプロ野球ファンは特に読んで欲しい!
阪神甲子園球場の右翼席の観戦熱がアツい
これはタイガースファンなら誰もが理解してくれる感想だと思うのは「阪神甲子園球場での観戦は格別だから」に尽きる。
どの球団のどの球場のどの応援も各所素晴らしいことは承知の上でお話しするが、阪神甲子園球場の外野右翼席の観戦は脳汁が多量に分泌されるくらいかの快楽領域に近いものがある。
内野席と比較するとかなり狭いミクロの外野席でも右翼を埋め尽くす老若男女のタイガースファンの熱気と殺気はどこか選手以上に自分たちが主役なんじゃないかといった印象を受け、気持ちいい瞬間がイニング間に何度も訪れる。
選手、コーチ、雰囲気、ファン、食、アナウンス、月、ビール、メガホン、風船、音楽、旗、白球
躍動する選手のみならず全刺激を全体重で受け止める刺激の数々が無造作に吸収されてエネルギー化し、全身で体験価値を味わっているあの瞬間はいつにも増して興奮が止められない。それくらい甲子園には物語がある。
気づいたらタイガースファン
いつからプロ野球を見始めたのか正確な記憶はないがいつの間にかタイガースを追っかけていた。それくらい強い衝撃を与えつづけてくれる存在だ思う。
ここだけの話だが、実は当初、自宅にオレンジ色の柔らかいボールがあったり、巨人戦のテレビ中継がついていたりと、ジャイアンツカラー一色を示していた希薄な面影もあるのだが最終的にどこかのタイミングで真っ黄色にシフトしていた。気づいたら好きになってるパターンだが「何か心地よいもの」があった。
甲子園球場のゲソ焼きと酎ハイが格別
甲子園球場の売店や売り子さんが販売している飲食はどれか一つは食べてみることをすすめる。
自分が今でも忘れない記憶として覚えている飲食が「ゲソ焼き」と「酎ハイ」だ。
売店の焼き鳥は非常に人気で好評だと言えるのは実際に並んで食べた経験があるから。
当時は、右翼席1階通路で販売されていて、イニング間のグランド整備中の小休憩に座席からそこをめがけて小走りに買いに行ったことを思い出す。
醤油風味の大きなゲソが3つ竹串に刺され小さめのプラ袋に入れて座席へ戻っていくあの感じ、半身で上階へ戻りつつ小袋内のゲソとタレを見ながらワクワクしていたあの頃から味覚は大人だった。
試合後の満員電車のファンの顔
これもまた醍醐味で、負け試合となると試合後は一斉に球場をあとにするが臨時電車が乗り入れるくらい阪神電車がファンで満杯になり仕事帰りのリーマンを直撃する。
梅田まで満員電車を辛抱しなきゃいけないがそれぞれの表情を見ているのも案外楽しいこともある。
本当に魂が抜けて廃人になったような人もいれば清々しいクールな一面を見せる人もいる。
それくらいタイガースの応援に熱意を注いで熱く人生を謳歌しているのを物語るのは試合後なのかもしれない。
「選手かよ」と思わせるくらい疲れた表情をしたタイガースファンが試合後の阪神電車には大勢いることを忘れないでほしいし一度試合観戦に行って帰りの電車までも体感してほしい。わりと楽しめる瞬間が潜んでいる。
対戦相手の試合前練習で
阪神タイガースが好きなのはもちろんだがプロ野球という広域の面でも好きには変わりない。
甲子園球場の開門時間は大体試合2時間前で、よく開門直後に合わせて球場へ行っていた。
その時間帯はまだファンも少なく左翼席問わず最前列にお客さんの姿はないのでそこからウォームアップをしている選手を眺めたりもした。
そこで見かけた選手で覚えているのは当時巨人に在籍していた編み込みの髪の毛が特徴のクルーン投手だ。
阪神ファンに対しても気前よくボールを投げ込んだり、日本語で接していたりと好印象だった。
タイガースを推していることで対戦相手の選手と交流できるのはとてもいい機会だと思う。
選手がとにかくかっこいい
試合で躍動する選手の姿が何よりもかっこよくて、自分には100%できないことを成し遂げている場面を何度も見せてもらえるし感動できるし頼もしい存在が輝いている。
それぞれの魅力が出たり出なかったり好不調で波がある競技を素晴らしい球場で堪能できるファンは本当に幸運だと思う。
今は声を出した盛大な観戦は自粛されるが平常に戻った際には選手を鼓舞するような発言で背中を後押ししたい。
金本選手が好きなり野球を始める
最初に好きになったのが金本知憲選手で、ボールやユニフォーム、下敷きなど数多くのグッズを買い揃えていた。
その当時の選手で未だに現役を続けている方はいないかもしれない。ほとんどが監督やコーチ、グランド外で活躍している。
もしかすると鳥谷が最後の現役選手な気がする。
赤星、藤本、アリアス、シーツ、金本、片岡、今岡、桧山、矢野、井川などが当時観戦していたときに出場していた。
見るだけじゃなくてやってみたい欲も出てきて中学に入って初めて野球人生を開始した。
初心者ながら野球部へ途中から入部し最後の夏には主将として選手宣誓まで務めるまでになっていた。人生何が起きるかわからない。
駆け引きとファンの声
投手と捕手が試合の物語をつくる脚本家ならばファンは味付けを加える調味料なのかもしれない。
メガホンを両手に大声で応援歌を歌うシーンは予想がつくがタイガースが守備についている際もチャチャを入れる場面がある。
それが打者を2ストライクに追い込んだときにやってくる。
投手がセットポジションに入るや否やタイガースファンは手拍子や声で打者を煽るかのように三振コールを飛ばして雰囲気を有利に働かせる。
あれも観戦の醍醐味で忘れられない記憶として残っている。
バックネット裏の唯一無二の体験
何度か甲子園での巨人戦をバックネット裏で観戦した。
当時は、ジャイアンツのエース格として桑田真澄が活躍している時代で他にもペタジーニや二岡、清水などがバッターボックスに立っていた。
あの距離感でプロ野球を見ると「観戦」という立場が変わって「見入ってしまう」感じがある。
投手から繰り出される球と打者のスイング、そして捕手が掴む音など今考えると楽しめる瞬間や要素がたんまりあることを知らされる。
バックネット裏3列目は興奮ポイントがレベチだと気づいたのは今になってからだった。
どの席でも間違いなく楽しめる
どの座席を経験したか遡ると全体的に網羅した印象が残っている。
外野席が多めなのは変わりなくアルプス席、内野席、ブリーズシートなど色んな角度から野球を楽しんだ記憶がある。
「ならでは」を堪能するために色んな視点からの映像を体験してもらいたい。
だからこそこの日はここでとかかわるがわる座席を変えて観戦することもオススメ。
楽しいに変わりはないから一度だけでも甲子園球場の阪神タイガース主催試合を観に行ってもらいたい。
はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」