前回に引き続きHTML5プロフェッショナル認定試験レベル1のテキストから学習を再開。
②HTMLの全体構造
HTML5以降のDOCTYPE宣言(文書型宣言)の全体構造を以下に
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
</head>
<body>
</body>
</html>
の順序で書く。
[head要素の中]
<head>
<title>HTMLのマークアップの練習</title>
</head>
head要素の中には、その文書自身に関する情報を書く。
例えば、title要素, meta要素, link要素などを<head></head>の間に入れる。
③DOCTYPE宣言
現在のHTML5以降には不要な宣言ではあるが、ブラウザの表示モードを標準モードにする目的がある。
現在のほとんどのブラウザ(Safari, Firefox, Chrome, Edge...)は表示モードを2つ持っていて、それぞれ「後方互換モード」と「標準モード」という。
※DOCTYPE宣言をしないとブラウザが後方互換モード表示を示すため具合が悪い
[補足情報]
- <!doctype html > htmlの前後は空白文字OK But <!doctypeは続けて書かないといけない
- 古いオーサリングツールの中には、<!doctype html>では出力できないものもある。そのため別の書き方がある → <!doctype html SYSTEM "about:legacy-compat">
④文字参照
HTML文書で 「<」 や「 > 」はタグの一部と認識される。つまり、ソースコード中にそのまま入れることができない。
そこで文字参照 ( 3種類ある ) を使う → 「名前文字参照」「10進数数値文字参照」「16進数数値文字参照」
書き方は「&○〇○;」がポイント!
例えばソースコード中に「<」をそれぞれの文字参照で書く場合は次の通りになる。
名前文字参照:<
10進数数値文字参照:<
16進数数値文字参照:<
「>」の場合も同様に示す
名前文字参照:>
10進数数値文字参照:>
16進数数値文字参照:>
⑤コメント
ソースコード中のコメントの書き方は以下の通り
記入例①
<!-- コメント -->
記入例②
<!--
コメント
-->
ようやくHTML5プロフェッショナル認定試験レベル1の1-1の基礎知識が終了。
それぞれの要所を掴みつつマークアップしていくと仕組みを理解できる。
今回の習得知識をおさらいする。
- HTMLの全体構造
- DOCTYPE宣言
- 文字参照
- コメント
基礎知識は前回記事と合わせて①~⑤まで。
次回は、チャプター1-2を学習してうまくまとめたい。