読書は視覚情報を頼りに想像力を働かせ話の中に自分を投影し、感情移入までもしてしまうほど脳を活性化させるならば認知症低下を期待できると、科学的見地ではなく個人的な意見を持っています。
前回の小説を持って手中から発想の源泉がいなくなってしまいましたが、気を取り直して!本日は5年前の話になります、大学入学の決め手となった「英語」に関してです。
LightとRightの発音を指摘してくれた大学の恩師
かつてない経験だった。
学生時代において、「君の発音おかしいで」と指摘されたことが初めて。
そこまでドライなストレート発言をされたことがなかった。
英語は得意分野で現役時代、浪人時代ともに本命を近畿大学、滑り止めを阪南大学で受験した。(ちなみに、現役時代の近畿大学入学試験当日、会場で試験開始の合図とともにパニック障害発症)
試験は両者ともにほろ苦い結果となった。
得意にしていたが思い込みだったみたいで、講義で筆者の英文音読を聞いていたその先生から節々に指摘の連続を受けた。
「強弱・発音・表現力がなってない」と、とつとつと指摘した。
学期が始まり講義のオリエンテーション時、つまり第一回目は受講者約10名が出席していた。
それが開始わずか3週目で数名が脱落。
華々しい大学生活を送るために入学した連中は英語力を貶され即座に自信が削ぐ。
ただ三回生から選択できる講義だったので、ここへきて再度指摘に合うのは難だったのかもしれない。
新鮮で面白くて、学ぶ価値のある講義だった。
そこがさらなる飛躍を目指す原点でもあるし、長期記憶として残る味のある語学体験をした。
そこでタイトルにある古びた紙製の英語辞書からある英単語を皆さんにシェアする。
例えば、皆さんが「大好き」や「大嫌い」な物とか事があると思う。
それって忘れたくても忘れることができない。
それを利用して単語を覚えてもらう。
ほとんどの人が嫌いもしくは苦手な「ゴキブリ」
Cockroach - kɑ́kròʊtʃ
「Cock roach」このように音節で区切ると何音節目を強く発音するかが意識化される。
この場合、第一音節がCock、第二音節がroachとなる。
kɑ́kròʊtʃ は発音記号になるので、それを使ってどのように発音すればいいかがわかる。
Cockroach は第一音節目にアクセントがある。
(ちなみに、roachだけでもゴキブリの意味になります。)
「cock」だけでも意味を成す単語なのでゴキブリの意味を持つCockroachで知識の総取りが出来ます。
コッコッコッ、コケー、コッコッコッの印象がある雄鶏。
鳴き声からそのまま英単語に変換できるので覚えるのも楽。
cockの名詞の日本語訳はいくつかあるので下記リンクをご覧ください。
https://eow.alc.co.jp/search?q=cock&ref=sa
https://ejje.weblio.jp/content/cock
*場面や状況によって意味が変わる単語なのは日本語訳の多さから確認できます。
Cockroach / Roach の意味と発音を覚えたら、次のステップへ。
さて、「私の前の壁にゴキブリがいる!」
上記下線部の日本語訳を英語にしてみます。
その前に、試しに、日本語訳にも区切りを入れて考えます。
「私の前の 壁に ゴキブリが いる」
There is a cockroach on the wall in front of me.
There is で 「~がいる」という意味になります。
私たちが普段書く英文の順序は主語(S)- 動詞(V)- 目的語(O)ですが、[ There is ~構文 ] は V - S となって順序が変わります。
なので主語となる a cockroach が is の後に続きます。
それで文章は成立します。 [ There is a cockroach. ]
しかし、このままでは素朴過ぎるのでここに詳細な情報を加えましょう。
何でもOK!
例えば、ゴキブリの色や大きさ、時刻など付加すると長い英作文が仕上がります。
今回の詳細な情報は 私の前の壁に になるので、on the wall in front of me が続きます。
残りの語句の細部をみていきましょう。
「壁に」を示す on the wall ですが、まず、wall は壁を意味します。
その三語で「壁に」になります。
さらに in front of me を続けて文章が完成しました。
「~の前」を示す in front of ですが、これと併せて「~の後ろ」も覚えましょう。
front を別の単語に置き換えるだけ!
front と言えば、車でよく聞かれる単語ですよね。
そこから対義語が出るはずです。
そう、rear になります。
rear が「後ろ、後部、背面」を意味する単語になります。(名詞の場合)
なので front を rear に変えて、in rear of になります。
対義語を使うだけで別の英作文が出来上がるので、こういった物はセットで覚えるといいですね。
壁じゃなくて床でゴキブリを発見したなら、on the wall を on the floor に変えるだけ。
最初は簡単な英作文を心掛けて、慣れてきたら創意工夫を英文に足していくだけで多用に応用できるのでぜひ。
英語を英語で学びたい方にとっておきのテキストを三部貼り付けたので一瞥お願いします。
一から文法を学ぶには日本語テキストよりも英語テキストの方が良いはず。
*次回は「マグカップの持ち方は何通り?」のタイトルで記事を書こうと思っておりますのでお楽しみに!
本日はここまで。
次回の更新でお会いしましょう!
さよなら〜