2020/1/4 京都・下鴨神社で蹴鞠はじめ

昨日のコト消費体験談です。

京阪電車に揺られ出町柳駅に下車後、徒歩数分で到着したのは下鴨神社でした。

下鴨神社で蹴鞠はじめ

蹴鞠

昨日、京都府京都市左京区に位置する賀茂御祖神社こと下鴨神社で蹴鞠がありました。

開始予定時刻2時間前から既に無料観覧エリアの最前列は初詣でに来られた参拝客でびっしり。

1時間前にそのエリアへ戻ることを決め、最初に御本殿の神前、干支の神前で二拝二拍手一礼をしました。(手水舎で清めることを忘れていた・・・

一度楼門を抜け手水舎で気を取り直して心を清め、昨年世界中を沸かした競技の関西生誕の地へ行きました。

ラグビー第一蹴の地

楕円形の絵馬に様々な思いが綴られていて、そのほとんどがラグビー関係の内容。

「花園出場」「レギュラー獲得」「ワールドカップラグビー観戦ありがとう」など数々の言葉がここに掲げられていました。

中には「健康第一」という文字だけもありました。

再び境内へ戻るため足を進めた先で見つけた出店で、樽酒に入った一杯¥500の日本酒を頂きました。

脱プラを徹底した活動なのか紙コップにたっぷり注いでもらえた。

日本酒ど素人ながら飲みやすい爽やかな、さっぱりとした感じで後味に「酒臭ぇ」の残らない味わいでした。

樽酒には「丹山」とあったので丹山酒造さんで間違いありません。

昨年のじゃらん口コミにある情報と相似

焚き火で暖を取りながらごくん。

正月に外で朝から飲むお酒はまた違う趣があっていいですね。

気分上場になります。

 

そして蹴鞠はじめ開始予定時刻1時間前になり、再度手水舎で清め楼門をくぐり境内左手の最後列で始まりまで読書で時間を過ごしました。

リュックを抱っこ式に持ち替え、中から「嫌われる勇気」を取り出して読書スタート。

人混みに棒立ち状態を維持させて時を待つのはどうも腰が悲鳴を上げてしまうので、私には読書一つでも気分が紛れるし時間の経過もいつも以上に早くて嬉しい限りです。

嫌われる勇気の4項目ほどを読み終えて、蹴鞠はじめの出場者が登場し儀式的伝統文化が挨拶後に始まりました。

蹴鞠はじめ 蹴鞠はじめ

4人、6人、8人1組で輪になって鞠を足技でボレーリフティングを続けるのみです。

それぞれの衣装には名前があるそうですが覚えていません。

皮製の沓(くつ)を使用し鞠は鹿革とのこと。

蹴鞠が行われる地面ですが、普段なら砂利が敷かれますがこの時だけ砂利を四方に寄せて山のように盛られるそうです。

最後に四本の木は松、桜、柳、楓です。

それらを切り立たせ四季を表現するのだそうです。

 

下鴨神社 蹴鞠はじめ

初めて蹴鞠はじめを見ての感想は、無料エリアで大満足です。

有料エリアだと視点もまるで変化するでしょうし、また違う満足感があるかもしれない。

しかし、無料からの有料というハードルは手厳しい感じがあります。

鞠人が衣装を拵えて連続的に鞠を地面に落とすことなく蹴り上げ続けてもらえたら盛り上がりは間違いありません。

あとはこちら観客席側が声を出して労いを掛けても良かったと反省です。

 

本稿最後に境内で楽しんだもの全てを写真で。

休憩処 さるや 申餅 おみくじ おみくじ 焚き火 下鴨神社 令和の文字 蹴鞠はじめがされる場所