コンスタントに続けていたブログもここ数ヶ月で音沙汰無い状態でした。
それでもなおアクセス状況を確認すると数名の方が毎日訪問されていることにとても嬉しく感じる次第です。
これまで商品紹介や健康関連の記事などを書いて参りました。
しかしながらブログ更新の日を長く空けてしまうと過去に何を書いていたのか、断片的にしか思い出すことができません。
今回は何を書こうかと考えた結果、
長く更新を控えていましたのでここで私自身の事をもっと露呈させようと決意致しました。
これまで胸の内に秘めて隠していたこと、それは「パニック障害」についてです。
ここで活字に起こして詳細をお伝えできるのかと悩みましたが結局は「やらない」より「やる」大切さ、先延ばしを防ぐこと、さらには変わった自分や変わろうと戦うことが未来を変えることに繋がるといった思いからです。
ブログに書くことで消えることのない事実を再確認でき、重荷も軽減できると考えています。
さて、「パニック障害」とは
ある状況下において予期不安というものが常に頭を過ぎり行動に移すことが困難な状態であることだと思っています。
過去に受けたトラウマが特定の日頃の行動を支配し、行動抑制をかけてしまい日常生活に支障をきたす。
私ですと電車内においてパニック発作という症状が実際にありました。心拍数が上がり、呼吸困難に陥るような感覚を覚えどうにかなってしまうのではないかと不安と恐怖が迫り、緊張状態が続きます。
しかし、電車を降りるとその発作も少なくなっていき、徐々に落ち着きを取り戻します。
高校3年の受験期にパニック障害になりましたが、初めの症状が起きた当時のことは非常に鮮明に覚えています。着席後HRが始まった途端に360度からの視線と恐怖に苛まれました。そして額から脂汗がジワジワと発汗したのでした。
そこでこれは普通じゃないと思い保健室へ行き、早退しました。
そしてそのまま地元の精神科へ通うことになります。
そして初めて「パニック障害」というものを知りました。
実は16歳のときには「不整脈」に罹患していました。
体と心に病を抱える形になってしまいました。
しかし、今現状は良好です。
症状としては主に
発汗、心拍数上昇、頻尿感、恐怖感(広場恐怖、視線恐怖)、不安感(予期不安)などです。
浪人時代にもパニック症状の弊害があり、予備校に通う余裕もありませんでした。塾に通う費用も両親に捻出してもらいましたが満足のいく結果が出ませんでした。
今思うと、しっかりとパニック障害と向き合い、治療をいち早く行うことが先決です。
受験よりも生活に支障をきたす病に向き合い、それを軽減させる策を周りの方々と相談することが重要です。
今パニック症状に悩んでいる人で誰にも相談が出来ない方に無理に誰かに相談すればと言うことはしません。
私がしたことはひらすら読書をしました。
病気に関すること、ポジティブになれるような本を見つけること、リラックスできることを見つけること。
何よりも休養することをお伝えしたい。
何も出来ない自分を責めるのではなく、どんな事が苦しいか、辛いかをノートに文字として書いてみて、これからどうしていきたいかを書き出す。
そしてそのためには何が必要かを考えてみてください。
自分はひたすら乱読を繰り返し、少し気持ちが楽になり前向きな要素が生活で増えたと感じます。
「辛い時こそ笑え」という言葉は本当にその通りです。
脳に錯覚させるためにも、今一度「口角をあげてみて」ください。
私がこの記事を書いた理由は先に述べましたが、追記で申し上げます。最近芸能人の方がパニック障害の治療に専念して芸能活動を休止する旨を拝見しました。
本当に誰にでも発症する可能性がある病でそのニュースにおいて「休養する」という選択は本当に良い選択だと思いました。
だから私もここで文字に起こして読者の皆さんにお伝えしたい思いが芽生えました。
まだまだ書ききれていないですが何か質問のある方はコメントをよろしくお願いします。
最初に読んだ本はこれでした。
「心が凹んだとき」に読む本: 1日5分!“読む処方箋” (王様文庫)
- 作者: 心屋仁之助,江村信一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2011/11/29
- メディア: 文庫
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