忘れもしない先週の折り返し水曜日のコトだった
昼食に茶碗一杯の白米に賞味期限1ヶ月切れの納豆を食した
[追記]
過敏性腸症候群の可能性も帯びてきました
初日 / 水曜日
食後ものの30分でブログを再開しようと思いパソコンを開ける動作をした途端、突如急激な頭痛に襲われた
左眼上付近が圧力がかかるように重く痛んだ
その瞬間から電子機器類の操作は出来なるくなると同時に嫌になり「無」を意識し早期快方を目指した
気持ちとは裏腹に時間経過とともに悪夢は待っていた
頭痛 - 悪寒 - 発熱 - 下痢
倦怠感 - 発汗 - 腹部膨満感 - 心拍上昇
何より嘔吐感がゼロだったことが救いだった
ここ数十年間、嘔吐がない
吐き方を知らない
吐瀉物は見たくない
ここだけ気持ちに体が賛同してくれた
体温計で体温を計測するたびに微熱を超えた38.0℃を示す
バカは風邪を引かない
子どもの頃何度言われたことか
大人になればそんな言葉もなくなる
額を触っても40.0℃に迫る体温感は感じられないが身体は悲鳴をあげていたのだろうか
初日は悪寒と発熱と頭痛との勝負で幕を上げた
二日目 / 木曜日
倦怠感付随のもとに目を覚ます
何もする気になれずベッドでさらにぐったり
この日から極度の下痢に悩まされる
食事をしようにも下腹部に痛みを伴う
美味しい食事なのに食べたくても食べれない
便意を催すが便器に座ると排泄感がなくなる
排泄物は液状で固形感が全くなく疲労感は蓄積される一方で
熱も下がらず何もかも上手くいかない思考に迷い込む
少しでもエネルギーを付けようと流動食作戦に乗り込む
りんごのすりつぶし、ヨーグルト、イチゴ、お粥、うどん
消化に良い食事を心掛けるが何を食べても下痢まっしぐら
会話をするだけでも気持ちが切れる、疲れてしまう
ここまで心身を蝕むような体調不良は今年初だ
運動不足・免疫低下が引き金になったのだと思いながら便座で腹を抱える
ここまで便通が悪い体験は人生でも初だったので何かの経験値となったとプラスに考える
三日目 / 金曜日
昨夜から何度と排便のためトイレへと廊下を駆け込む
微熱から平熱を行ったり来たりする体温に嫌気をさしながら色欲が薄れていくのを感じる
睡眠欲のみが体に欲され何もしたくなくなる
倦怠感と頭痛で起座呼吸の態勢をとり息苦しさから逃れようと試みるが続けて下腹部に痛烈な痛みが襲う
限界を迎え、力を振り絞り原付で診療所へ向かう
Inukai : 「先生、水曜日から賞味期限切れの豆腐を食べてから体調が・・・」
医者 : 「えへっ、急性腸炎かもね。お腹見るからそこのベッドに仰向けで寝てもらえるかな」
Inukai : 「あ、はい・・・。少し下腹部に違和感があります」
医者 : 「違和感やね。腸の動きも大丈夫そうやね。もう終わりかけだ」
こちらは深刻になりながら診察を待ち遠しくいたが、わりかしあっさりに終わった
寡黙ほど名医ということなのか
もっと心に寄り添って欲しかった
風を切る寒さに耐えながらも家路に着き、昼ごはんを軽くうどんで済ませ処方された薬を期待含みで一気に飲む
これで良くなるだろうと・・・
服薬後も下痢は一向に治らない
ふと体を入念に見てみると蕁麻疹がポツポツと脹脛に数カ所発見された
腸炎が身体を捕食していく
身体の内部では何が起きているのか
皆目不明だ
四日目 / 土曜日
ベッド - トイレというサイクルは一生続く
不快調が連日迎える
ここまで身体が上手く機能しないのは初めて
とあることから朝から大感動し、わんわん泣いた
すると腸が軽快に感じた
痛みが緩まる感覚を覚えた
何が起きたのかと疑問には思ったが結果オーライ
気分転換もあり外出してみるとやはり体調を崩す
日頃の大食が嘘かのようにこの日も食べられない
喉に食が過ぎ去る数分後には下腹部に痛みが走る
それと同時に便意の催しが始まる
食べると同時に出る感覚が脳裏をよぎる
出せど出せど、液体軟便である
コストコに出かけたが歩き回るのがしんどい
最終的にトイレに駆け込む
今ではトイレが憩いの場なのかもしれない
夜食もすりおろしリンゴに済ませた
五日目 / 日曜日
昨日に比べトイレに直走る回数は急減した
日を追うごとに快方へ向かっているのだろうと感じる
頭痛も倦怠感もなくなった
ただ腹部が異常なだけ
下痢は止まらない
No stop 下痢
No toilet no life
トイレ生活からは離れられない
急減したとはいえトイレットペーパーとウォシュレットと消臭スプレーは何度と使用した
ここまでトイレを清潔に気遣いながら丁寧に扱うことはなかった
六日目 / 昨日
表情が豊かになっていく
心が開放された感覚にあり、ゆとりを持てる
ただ下腹部はゆとりがない
ゆるゆるだ
おならすら恐怖である
ぷっとこけばぶりっと出るのではないかと危惧する
おならは危険であった
便座のみ許される愚業である
六日目にもなれば「便座は友達」と化す
既に彼女と呼ばざるを得ない
彼女はピンクなのだ
ゆるんだ体内をケツから温かく迎えてくれる
毎回、漢のように「ブーン」と音を鳴らしながらであるが
彼女は四六時中ケツは友達と思っているかもしれない
便座に感謝
七日目 / 本日
依然と下腹部に違和を持っている
ここまでくればどこまで逝くのか気になる
出し切っていないのか
菌が依然と住み着いているのか
わからない
わかりようがない
わかりたい
処方薬が切れたのでビオフェルミンを服用している
食後はビオフェルミン
本当に What's going on である
どうにか治ってくれ
ただ願うばかりだ
軟便からの卒業はいつになるのか
今の友達はビオフェルミンとなった