こんにちは
活字を読むことが好きになりそしてあらゆる人と話すことも大好きになった「Inukai Blog」ですが、それらを行う最適場所(カフェなど)を探している「Inukai Blog」がお届けします
本日は、著者 齋藤 孝『読書力』岩波書店 2002 第1刷発行を紹介します
♢私の読書力とは
「読書力」という本を読み始める前の私の本に対するスタンスは『読書』ももちろん好きなのですが、それ以前に「活字」を読むことが好きです
ある程度の速読ができるが知らない単語があればメモを取り調べるようなレベルであるためにまだまだ未熟であります
内容が専門的過ぎるとペースダウンをする傾向があるために、速読をやめ内容把握をするのに時間を費やしてしまう
読書スタートの段階で言うと・・・
こういう感じで読書ライフが始まりました
スタートは東野圭吾の推理小説を読み、湊かなえや高野和明など学生時代に読んでいました
そして日経新聞を読む習慣がつきだしたあたりから自己啓発本へと進んでいき、何万部売れたと帯に書いた本を読んでいったイメージです
♢『読書力』の内容とは
簡単には要約することがとてもできませんが、齋藤孝さんがこの書籍で伝えたかったことは「もっと本との時間を作って対話を楽しんでほしい」という事だと感じています
本の中身には、作者が頭をフル回転に情報としての文字だけではなく、そこには魂が吹き込まれ対話を楽しむことができる
自己形成やコミュニケーション能力を鍛えることが出来るらしいのですが、前者に関して述べれば自己形成は避けては通れない問題です
どのようにして自己というものを形づくることがいいのでしょうか?
やはり「読書」を続けることは大切です
読書の幅が狭いと、一つのものを絶対視するようになる。教養があるということは、幅広い読書をし、総合的な判断を下すことができるということだ。
このように齋藤孝さんはおっしゃっています
確かに目の前のことに束縛され余裕がなくなり目の前のことが絶対だということで視界が狭まれば、これからの多様性・グローバル化のなかで廃れていくのではないでしょうか
そして私が何よりも書きたいことが「一人になる」時間の楽しさを知ることです
一人という言葉も何か孤独などのワードと同一化されたり、実際に小学生時代などに一人ポツンと本を読んでいると周りから友達がいないようなイメージを勝手に作られ、レッテルを貼られたりとあると思います
しかし、読書が好きな人は【一人で読書する時間が豊か】であることを知っています
集団で楽しむことが一つの楽しみなら一人で読書を楽しむ時間を持つことも一つの楽しみなのであり、後者は過去の偉人の話を聞けたり優れた人との出会いなど向上心を刺激し、人間性を高めます
*読書を始める際には三色ボールペンと付箋をお忘れなく
個人が持つ意見や思想に囚われ過ぎず、心に「他者の存在」を持つこと、つまりは自分と他人を共存させると物事を多面的に見渡せます
♢読書をする意味とは
そして「読書」というものはその人をこれから先の人生を豊かに華やかにしてくれるものだと考えいています
言葉が持つパワーは大きいと思っていますし、たくさんの言葉を知っていることでよりユーモア性に磨きをかけることができます
♢どんな人にオススメ?
読書を始める人にも読書エキスパートにもオススメです
齋藤孝さんの文字としての書きレベルを存分に楽しむ事ができ、これからの読書ライフをより一層勇気付けてくれます
読書をする時に大切なこと、留意点、プラスになる点が満載です
本当に非の打ち所がない傑出作品です
書き言葉・話し言葉と「言葉」は変化に富むことで相手を楽しませることができるスキルでその人のパフォーマンス力を測る側面でもあることに気づけます
なので言葉が持つパワーやレベルを学びたい人にもオススメかもしれません
本当に全ての人に読んでもらいたいです
これを読めば達観できるのではないでしょうか
この本に出会えてよかったですがここまで来るのに時間がかかってしまいました・・・
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