1. リスクと欲望の葛藤
2. 50秒思考10秒行動
リスクと欲望の葛藤
Photo by Caleb Jones on Unsplash
欲求に対して素直に行動するまでにInukaiは脳内で思考をぐるぐる巡らせる癖がある。
皆さんにもそんな瞬間が1日の中で数回はあるのではないだろうか。
例えば、スタバで新商品が発売された情報を受け「飲みたい」と思考が作られるとする。
それに即応するかそれとも我慢をして欲求を振り払うかを選択するのだ。
欲求からの行動が積極的か消極的かの違いには経済的や精神的、そして肉体的関係に付随するのではないか。
生理的欲求から一時的欲求まで24時間欲望塗れの人間から欲を捨てろは無理な話。
だからこそ貪欲に生きていくつもりだが皆さんは「欲」についてどうお考えですか?
本日、18:00頃に最寄駅のショッピングモールを訪れたのだが夕飯の約束時刻まで時間があったので施設内をぐるぐるしていた。
そこに併設されているミスタードーナツを見た瞬間にドーナツを1, 2個食べたい欲求が湧き上がった。
だが、一度はスルーして再びグルグルする目的で他店を複数周った。
最終的にはスルーしてから10分後に意を決してミスタードーナツの店内に入った。
エンゼルクリームとチョコレートの注文を終えカウンター席に座った。
そこからパクパク食べ始めたがその時には既に脇汗と背汗がたっぷりで額も軽く汗ばんでいた。
これが私のリスクと欲望の葛藤である。
なぜならミスドでドーナツを頬張りながら時間を潰したい欲求が来ると同時にその注文から座席までのシーンを不安視してしまう。
この葛藤が10分間にあった。
これはパニック症状の一種で予期不安なのか。
しかし私は汗に対する嫌気なのでパニックには陥らない。
さらに食事後には欲求を果たした喜びがふつふつと感じる。
欲求から行動までに時間をかけたが実行できた喜びが事後に待っていると気付けるのは非常に進歩である。
本気で変わりたいと思う人は変わることができる。
もし欲求に対する行動に素直になれない原因に困っている方がいるのなら本書をオススメする。
それは原因に物事の視点を置いた思考をアドラー的に180度転換する道を教えてくれる。
どんだけ不安を抱えても解決にはならずいつまでも負の連鎖が続いてしまう。
難しいながらも最善の道を見出すことが一歩進むことになる。
50秒思考10秒行動
これは前出の書籍で1分間を行動イノベーションとして50秒欲求を感じながら残りの10秒で行動に移る。
例題も本書にしっかりあるのでぜひ手に取って熟読いただきたい。
中には欲求塗れが汚いだとか欲しがりすぎだとか言う大人はいるがInukaiはそんな大人には無欲者と言い放つだろう。
欲に従って行動したら幸福感を味わえるのにそれを汚いと侮蔑するのも馬鹿らしいと。
行動に移せない典型的な堕落者とまで軽蔑してしまうかもしれない。
何も他人の迷惑にならないのなら欲を出しても悪くないはずだ。
今の日本があるのは人々の欲が高じてネット社会と発展し社会課題を抱えながらも試行錯誤が続いているのだ。
人間が無欲化されれば面白みもなくなりユーモアが育たないとまで言い切る。
欲望のコントロールは必要ではあるがそれを悪と捉えるのはお門違いで何も締め出すこともないだろう。
まずは素直にありのままで感じるままに行動に転じるためにも行動イノベーションを起床時と就寝時に取り入れて実践してもらいたい。
欲求+行動で嫌な自分にメスが入り何かが修正されるはず。
それにはあくまで行動にあるがきっかけは欲望である。
行動が制約される方は本書をヒントに改革を初めて欲しい。
素直に行動に移れないのはストレスとなるので健康的にはアウト。
前進するには原因に悩まされるよりも欲望に従うために最善策を練ってトライしてみることを学んだ。
次の行動は明日明後日で桜を見る!
では