睡眠を味方につけるか、敵にするか

いかが覚醒をお過ごしでしょうか。天候が二月とは思えない姿を出し、服装が忙しなく移ろう日々です。睡眠は量・質ともに問題ないのに、なぜか疲労感がたまる方もたくさんいます。それは、寒暖差の責任で皆さんの責任ではありません。午前と午後で気温の上下差による肉体的・精神的な困惑は運動や食事、睡眠で適度に調整を取ることが大事。ということで中でも睡眠に関して再読し始めたスタンフォード式 最高の睡眠」から賢く眠り、賢く目を覚ます処世術を勝ち取りませんか?。

今後ますます「睡眠」への価値が見直されていくと確信しており学習する必要性を感じ発信しています。

科学に基づいて睡眠を解説

スタンフォード式とは、「30年に渡る睡眠研究の知見」を軸に読者に最高の睡眠方法がアプローチされているというものです。「あなたの睡眠を、あなた史上最高にする」と冒頭で書かれ、本書を実践すれば間違いなく現在の睡眠から前進できます。睡眠書籍を読むことは、ショーン・スティーブンソン著「SLEEP」に続いて2冊目です。どちらも切り口は、科学的で研究を用いた結果が論じられます。睡眠に限らず何でも個人差があるので睡眠の質が上がる方法への実践が万人に共通するとは言えませんが、睡眠障害で困難をきたす読者へは目安となる本ではないでしょうか。

どんな人に本書がオススメとなるか

睡眠障害がある人は必読。あとは成功者になりたい人。どんな理由でそういう状態にあるのか原因究明が最優先かもしれない。例えば、精神的疲労により慢性的な睡眠不足や体格的な問題点など寝つきの悪さや中途覚醒など睡眠の質が向上しない心当たりを探って欲しい。筆者は、中途覚醒をする頻度が高いがたとえ目覚めても再度目を閉じて「落ちよう」という意識でいる。トイレ以外は目覚ましの振動があるまで身体を起こすことはしない。それは入眠開始とともに決めた睡眠ルールであり覚醒への道標にしているから。睡眠中は道草を食わず起床まで「何もしないこと」を徹底すれば、翌朝の覚醒が上手く機能すると実感したことが所以。ここ数日で試験的ではないが偶然、入眠時間にズレが生じた。一昨夜の睡眠時間が5時間と短く、昨夜が7時間半だった。やはり前者では日中に「あくび」が何度も突発的に起き、身体をベッドに倒したくなる衝動に駆られた。しかし、長時間の昼寝は健康的にも良くない知識があるだけに寝ようという意識は持てなかった。それでもベッドに座って読書をしていると、気づけば落ちていた。たった10分だが完全に意識は飛んでいた。ここで自分の睡眠は5時間では足りないという仮説がたった。(入眠前行動が悪かったことも否定できない)対して今朝は意識も状態も良好で目覚ましからスムーズに瞑想へ進めた。

皆さんにもご自身に最適な睡眠時間というものがあると思う。「時間」ではなく「質」で切っていくほうが最高の睡眠は得られるが、ショートスリーパーではない限り、睡眠時間の最低ラインがある。もし睡眠に何か不安や問題があるなら「今週の睡眠記録」をつけて週末に振り返って、本質的にどこが睡眠の質を改善するポイントになるのか視覚的に情報を残すと実践行動へ移りやすい。

寝てない自慢はもう古い

目次を見れば本書内容はほぼ確実に手玉に取れるようにわかります。企業経営者は世界のトップ企業の重役は総じて睡眠を大事にしてます。それは人生のパフォーマンスにおいて捨てることのできない重大事項だからです。「最高の睡眠」が「最高の覚醒」を生み出し、「最高の覚醒」もまた「最高の睡眠」を生み出します。両者は表裏一体の関係にあり、人生の1/3と2/3の時間は掛け算的に働いています。

「俺、寝てない」と自慢風に聴覚へ届けば筆者の脳内思考は「正常な判断能力失ってるなこの人」が用意されています。適切な睡眠がなければ色んな問題が浮上し、健康リスクを高めて自身の質を落とすだけ。変なアピールと受け止めて「ああ、そう」みたいな聞こえに筆者の場合はなります。深刻さが表情からうかがえれば「何かアドバイスを」となるが、自慢でその発言がくれば軽くあしらわれる機会が睡眠価値の向上とともに高まると予想します。

本書を読まなくていい人

睡眠の価値は十分理解できて睡眠問題がない人。ぐっすり寝れてパッと起きれるメリハリが既に身についていれば読まなくても大丈夫そう。興味本位から本書を手に取りましたが好奇心をくすぐる内容が目次からたくさんありました。睡眠研究者じゃなきゃ知らない分野を本を通じで知れる利益は大きい上に1500円でこの先の人生が報われるなら安い投資です。早くから睡眠の知識があると仕事がはかどり、集中力が増し、趣味でも生産的になれます。睡眠を正しく知識化できれば健康な覚醒状態になれます。

次回から本書の中身

次回から本書の内容です。かいつまんで本書の睡眠法をシェアします。ページをパラパラめくると太字、色付き線など文章が強調され読みやすい一冊になっています。わかりやすくブログで発信するつもりではありますが、いますぐ手にして読みたい方は下記リンクまで。

では、また次回。

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