大竹文雄著「行動経済学の使い方」は序盤から引き込まれる

読者数を示す数字が伸びると、自然と笑みが溢れます。

スターやブックマーク、いつもありがとうございます。

 

専門用語が多くて解釈に苦戦するが興味深い

ホワイトボードにメモした模様

読むだけでは理解が広がらない。

何度も読み返して、前田裕司さん階級のメモが必要。

自分の言葉を用いて説明できて初めて解釈が可能と判断する。

でも、面白い。

行動経済学の専門用語が多用されているが図表を伴って可視化説明を受ける。

人間の意思決定には、利得や損失などの局面で同質的な質問でもニュアンスを変化させるだけで非合理的な行動を起こす、と本書が教えてくれた。

合理的に選択をすると勝手に思い込んでいるだけで実はそうではない事実があるんだよってこの本が言ってる。

行動経済学心理学を加算した内容が組み込まれた面白みがある。

 

現在の筆者を本書でなぞらえて説明すると、就職活動を満足に終える未来の価値とコーディングを学ぶ楽しさを享受できる現在の価値を天秤にかけた結果、後者が大きくなって現在バイアスに陥っている上に、それに保有効果が働いている。

いや、逃げてるのかも。

美化しすぎた。

 

inuwanhime.hatenablog.com