日本代表の敗退から間も無く一週間。
日本が敗退した途端、すっかり歓喜から寒気へと完全に移行しましたね。
季節の変わり目、特に秋へと足並みを揃え出す自然に打ち負かされますが、本日は「風邪に空咳が併発した話」でございます。
連夜の空咳地獄
あれは風邪の予兆だったのか。
風邪を引いたと確信する心当たりはある。
遡れば、それはラグビー日本代表が前回大会の雪辱を果たしたスコットランド戦のパブリックビューイング会場の帰りだった。
原付で当館へ赴いた帰りはもちろん、原付。
これが誤算だった。
ベスト8を決めた直後の会場内はファンの熱気で溢れんばかりに温度が上昇していた。
正門を出ると待っていたのは「寒気」だった。
歓喜からの寒気
服装は長袖に薄手のMA-1。
乗った鼻からアカンやつ。
冷気が似つかない服装に追い討ちをかけてくる。
計1時間のウインドは体調の風向きを180度変えていた。
まずは喉に違和感。
翌日にはそれが痛みに発展。
さらに翌日は痛烈な痛み。
ここで市販薬の服用を試みる。
「新ルル」を3錠。
痛みが緩和される。
期待を胸にここから2日間、食後3錠の繰り返し。
しかし、事態は深刻に。
夜間、不意に空咳が発生。
これが地獄の始まりだった。
最初の空咳が出た日を初日とする。
これが体力を使い、口内の水分を奪い取る。
水分を摂取しないと喉が乾燥でやられ、呼吸までも苦しくなる。
喉はイガイガで痰が絡み、空咳が1分刻みに襲う。
これが不眠に直結する。
全くもって寝れない。
一睡すらできるはずもない。
一瞬だけふっと落ちることは出来ても空咳で目覚める。
2日目も初日と変わらず空咳が襲いかかる。
左右の喉が塞がれるような感覚が喉元にある。
これ以上睡眠負債を抱えるのは是が非でも避けたく、3日目の午前に自宅から近い内科を受診した。
案内された診察室で医師から問診の質疑と空咳の経緯を伝えた。
すると、「風邪症状から空咳へ進行することがよくある」と医師。
触診と心音、咽喉の視覚チェックを済ませ、少し腫れていると診断を受けた。
それらから医師は菌に侵された状態に覿面の処方をしてくれた。
飲み薬、貼り薬、うがい薬と多方面から菌を死滅させる薬をゲットした。
快方に向かうと期待して服用してから2日経過したが、一向に良くならない。
夜間の空咳は以前にも増して辛苦である。
1週間はこれらの薬で様子を見ると宣言した医師の判断に水を差して再訪するべきか。
空咳に関して心配な点は「1ヶ月続く患者もいる」とも仰った。
「やめろやめろ」
昼夜の咳でとうとう肋骨が痛むまでになり、腹筋すらも仕上がった。
ただ望まない筋肉の仕上がり。
今はとにかく規則正しい時間の過ごし方とバランスの取れた食事を摂ることに専念したい。
医師に処方された薬を信じて服用し、心の処方箋は読書に委ねる。
そして、今後さらに寒気に包まれる日本全域では風邪の予防線を張った衣服選びをしたい。
本日はここまで。
*次回は読了した小説「恋のゴンドラ」について書こうかと考えております*
それでは次回の更新でお会いしましょう!
さよなら〜